一日雨の予報だったので予定を変更して、今日は美術館の日に。その前に昔住んでいた金町に行って葛西神社へお参りしてきた。

雨の滴を纏った桃色の椿。鳥居の前の桜も少し咲いていた。この神社は秋になると銀杏も綺麗で、四季が感じられる風景に心が落ち着く。住んでいたアパートから近かったのでよく行ってた。

朝起きて今日はオムライスの気分だったので、駅周辺でオムライスの店を探した。二葉会館という老舗レストランに初めて入った。中はシーフードピラフでバターが効いてて美味しい。
珈琲休憩を挟んで京成線に乗って上野へ移動。上野公園の桜はもう少しで見頃。


楽しみにしていたエゴンシーレ展へ。他のウィーンに縁のある画家の作品も展示されていたけれど、シーレの絵が圧倒的に異彩を放っていた。ミニマムな線画が描き出す肉体の曲線美、人間の心の内を具現化したような自画像、彼の世界に引き込まれた。

この上もなく甘美な生の過剰さに満ちた永遠の夢想はー休みなくー内に、魂の中に、不安な痛みを抱えながらー炎を上げて燃え、闘いへと激しさを増す、ー心臓の痙攣。
印象に残っているシーレの詩。
帰りに上野駅改札を通ったら、駅構内のピアノで演奏している人がいた。一般の人が誰でも弾けるピアノなんだけれど、人それぞれ演奏に個性があって面白かった。

金町のお惣菜やさんで桜餅と三色稲荷を購入。コンビニのお惣菜も合わせて夜はホテルでまったり。